2012年12月27日

太陽光発電システムと屋根について|福岡市のシンテム宗像

太陽光発電システムは当然、屋根に設置します。
屋根といっても屋根の形状は実に様々です。
切妻、寄棟、入母屋、陸屋根など形状も様々ですし、屋根の面積も異なります。
その上、屋根が向いている方向(角度)もあります。


太陽光発電に向いている屋根と向いていない屋根
基本は、日当たりの良い「南側」がベストです。
また、光の当たりやすさから角度(勾配)は30度がベストといわれています。
角度はかなり大きな影響を与えます。

南向き:100%
南東・南西:95%
東向き・西向き:85%
北向き:65%
※数値は概算です。南向きを100とした場合の他の方角別の発電効率です。
一般的には、南向きがベストですが、多少角度が違うくらいならOKという場合が多いですが、
真東のみ、真西のみというケースではかなり効率が低下すると言われています。

基本的には南向きの屋根に設置。
どうしても量が足らない場合には東や西を追加するというケースが多いようです。
南向きの屋根に太陽光パネルが設置できないような場合は、取り付け自体を諦めた方がいいかもしれません。

太陽光発電を設置する屋根の面積

太陽光発電システムの発電量は基本「システム量」で変わります。
太陽光発電システムを導入する場合に経済的なのはできるだけ多くのシステム量を屋根にのせる事です。
そのため、太陽光発電に適した向き(方角)の屋根にどれだけの面積(太陽光パネルの設置スペース)があるかが重要です。

ここで、関係してくるのがメーカー別の屋根の発電効率です。
太陽光発電システムには「単結晶」「多結晶」「HIT」など様々なタイプがあり、それぞれで発電効率が異なります。

簡単に説明すると、多結晶シリコン太陽電池は、価格は安いですが発電効率が低い。
HIT太陽電池は発電効率は高いですが、価格は高い。単結晶は中間といった感じです。

我々的にはコストパフォーマンスの良い「多結晶シリコン太陽電池」がオススメですが、
屋根が狭い場合で出力が小さい場合や南側以外の面に太陽電池を設置しなけれならない場合には、単結晶シリコン、HIT太陽電池の方が経済的にいい場合があります。

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